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絶対恐怖 Booth ブースの708のネタバレレビュー・内容・結末

絶対恐怖 Booth ブース(2005年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

某氏のツイートで気になっていた作品。

これ、「白ゆき姫殺人事件」や「残穢 -住んではいけない部屋-」の監督なのですね。

皆さんが感じている通り、佐藤隆太のクズ野郎っぷりがいい感じです。爽やかで元気なパブリックイメージを上手く使えてると思います。糞な役や悪い役、もっとやればいいのに。

アナウンサーが自殺した古いスタジオってだけで、てっきり心霊的な出来事が起こるかと身構えつつ、気づけば佐藤隆太を恨むスタッフたちの仕返しであることに「なるほどね」と思わされました。フェイント上手い。

佐藤隆太の愚行の数々に対するスタッフたちの人為的な仕返しかと思わせておいて、気づいたら心霊的な怪奇現象が。物語の進行と共に、どっちなのかがわからなくなるつくり。殺された小島聖が幽霊になって出たと思ったら、実は死んでなくて生身の人間でした、とか。それにしても因果応報だなと。

テンポよく短め。ラストの白塗りの女性は一緒笑えたけど、よくよく見てると怖くなってきました。
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