記録。
撮り方によって「主人公になった気分(視点)」を味わうことが出来た。
身体は麻痺して動かない、話すことも出来ない、自分の意思を相手に伝えることが出来ない、思い通りにならない彼の苛立ちやもどかしさというものが凄く伝わってきた。
片目を縫われるシーンはゾゾゾッとしました💧
「潜水服」という表現がとても素晴らしく思えた。
身体が動かなく頭が重い、水中にいるようだ、とういうことをこの言葉で表現しているのは芸術的だと思った。
言語療法士の女性と主人公のやり取りがとてもリアルで、ドキュメンタリーを観ているようだった。
演技も素晴らしく、彼の想像の世界に魅了された。
ラストで気持ちが重いのか軽いのか分からない、放心状態のような感じになった。
タイトルがとても美しいですね。