The Producersでファンになったマシュー・ブロデリックが、ここでも彼のミュージカル・アクターとしての才能をバッチリ披露してくれる。往年のミュージカル・スターを髣髴とさせるリズミカルで軽快な動きと爽やかな歌声が素敵で、とてもチャーミング!顔もとっても可愛らしいv ヒロインはブロードウェイ・ミュージカルのWickedで初代グリンダ役だったクリスティン・チェノウィス。初めはあの声に馴染めなかったが(グリンダ役には最適の声だが…)、歌は上手いし、確かな演技力で、表情豊かで可憐、そして芯のある女性をみせてくれて、とても好感を持てた。 市長役の男優も有名なブロードウェイ男優。3人のブロードウェイ・スターの共演をみて、改めて舞台俳優の演技力の高さを実感した。皆最高!! クラシック・ミュージカルなだけあって曲の良さは逸脱。"Seventy-six Trombones"や"Till There Was You"など、曲だけでも有名な物も良かったが、私の頭からは"Marian the Librarian"が離れない…。このシーンの主役二人が可愛すぎて大好き。 プロデューサーが映画「シカゴ」の人ということで少し期待しすぎていたためか、編集などがあまりピンと来なかったため☆マイナス1。