うっわ懐かしい!これレビューできるようになってることにビックリ!
ブロードウェイミュージカル「ミュージックマン」の米テレビ映画。直近だとブロードウェイでヒュージャックマンが主演して公演してるみたいね!観たいなー!!
私が本作観られたのは、大学留学中、ちょうどブロードウェイでやってたスーザンストローマン版の公演が終わっちゃって、観たかったなーとがっかりしてた時にたまたまこのバージョンのDVD見つけて買ったから。リージョンコード的に日本のテレビでは再生できない。。
主演2人がブロードウェイのトップスター。当時はマシューブロデリックがプロデューサーズのブルーム役、クリスティンチェノウェスがウィキッドのグリンダ役のオリジナルキャストとしてそれぞれ盛り上がってた時期だった。
本作は、観る前の期待値が高かっただけに、思ってたよりは演出や振り付けが残念で期待外れではあったんだけど、これで初めて観ることになったミュージックマンのミュージカルの内容自体は面白かったし、何より曲がかなり最高!どの曲もハズレなしで名曲!!
マシューブロデリック、コメディーでも基本顔は動じない無表情でいく芸風でもある人なんで、胡散臭くて、正直やり手のセールスマンって役が似合わない。向かない。
が!ダンスと歌はピカイチ。この人、子供の頃から古いミュージカル作品好きで、フレットアステアとかジーンケリーとかのダンス研究しまくってたみたい。だから踊ってる時に所々で昔のミュージカル映画っぽい動きがいい具合に入ってくる。
クリスティンチェノウェスは、あの通り声が特徴的なんで、ちょっとキャメロンディアス風の見た目に反して、一風変わったキャラに見える。だから本作の、気の強い変わり者の司書さんの役はよく似合ってた。
終わり方、元のミュージカルがどうやってたのか知らないが、この映画のはちょっとご都合主義の夢オチ感が否めず、「?」とモヤモヤは残る。けど、ま、ハッピーになれるから、リージョンコードクリアできる時にぜひ見返したいとは思ってる。