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フレンチ・カンカンのneroliのレビュー・感想・評価

フレンチ・カンカン(1954年製作の映画)
5.0
■ジャン・ルノワール監督の色彩豊かなミュージカル〜♪■
 
 
印象派の画家、ピエール=オーギュスト・ルノワール氏の次男、ジャン・ルノワール監督の名作ミュージカル。
 
父親の絵画のような色彩豊かな映像が特徴。
 
 
内容としては、フレンチ・カンカンとムーラン・ルージュの誕生を虚実を入り交ぜながら描いた映画〜🎬
 
 
エディット・ピアフらシャンソン歌手も登場〜
色彩豊かなミュージカルで、最後の華やかさは圧巻〜♪
 
 
 
本作のラスト、主人公ニニのショーの前の騒動。
興行師ダングラアルの一言が印象的だったな〜
 
「恋人が欲しければアレクサンドル王子に電報を。亭主がいるならポオロのところにいけ。」と。
 
興行師は色んな女性ダンサーの心を掴まないといけないのね〜汗
 
 
 
 
■フレンチ・カンカン■
 
 
1890年代に立ち返ったようなロングスカート、ペチコート、黒ストッキングなどの衣装を着用した、女性ダンサーのコーラスラインが上演するショーダンス。
 
速いテンポの曲に合わせてのハイキック、足を高く上げて踊るのが特徴的。
 
 
多くの作曲家がカンカンの曲を作曲。
有名なのは、ジャック・オッフェンバック(仏)の「地獄のギャロップ」♪
 
本作でもラストで同曲に合わせたダンスが出てくる。
とても華やか〜✨
 
 
 
 
■ムーラン・ルージュ■
 
 
1889年に誕生したパリ、モンマルトルにあるキャバレー。
 
画家のロートレックが通いつめ、踊り子たちの絵を描いた。
 
第二次世界大戦中、ドイツ軍の占領下では、ドイツ軍将兵で賑わった様子。
 
観光スポットとして、現在も営業中。
 
 
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