jazzyhal

デカローグのjazzyhalのレビュー・感想・評価

デカローグ(1988年製作の映画)
5.0
随時更新していきます。
DVDで各話拝見。
良質過ぎる映像体験ができます。
感想をうまくまとめる事ができないのがこのシリーズの良さの一つでありますし、誰かと共有したくなる気持ちも浮かびます。

どっかの誰かさんが、ロケットで宇宙に飛んでいっていますが、(2021.12月現在)
このデカローグシリーズは間違いなく人類史に残すべき映画・芸術作品なので、
一緒にロケットで飛ばしてほしいです。

第1話
1話目からぶっ飛ばされました。
哲学的な問いかけが続きますか、よく練られた脚本でずっと最後まで見れます。
美しい映像と、そして訪れる事件。
久しぶりにこんなに深く残る余韻を味わいました。

第4話
あまり、予備知識入れずに見ていましたので、最後の展開に衝撃を受け、見終わったら鳥肌がブルブルと立ちました。愛と血縁と貞操に関する話。
かなり好きな回かもしれません。

第5話
監督の死刑に対する明確なメッセージが込められた一話。冒頭は暗い映像が続きますが、その緊張感で最後まであっという間。残る余韻。

第6話
静かに深く、胸に沁み入る愛の回。
ハッキリ言うとこの主人公は気持ち悪いんですが、段々とその純粋さに見入ってしまいます。
牛乳瓶を載せた荷車で喜ぶ姿には笑ってしまいました。
jazzyhal

jazzyhal