どぅぐ

第九軍団のワシのどぅぐのネタバレレビュー・内容・結末

第九軍団のワシ(2010年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

児童文学好きとして、この作品はいつか絶対に見たいと思っていた。
なんてったって、ローズマリー・サトクリフの原作映像化作品なんだもの。

映像は、中々美しかった。
ドラマ『VIKINGS』『Rome』、映画『300』とかの壮絶極まるハラハラワクワクな戦闘シーンと比べれば見劣りするけど、なんてったってブリタニアの戦闘だもの。主人公は駐屯地を防衛する側だし、あれくらいの規模になるよねっていう。あんまりド派手過ぎてもリアリティにかけますし。

黄金の鷲を取り戻しに行くまでの流れは自然だけど、
奴隷の方が、鷲の在処を初めから知っていた、つまりさんざん遠回りして裏切っていたわりには、今のうちに逃げましょう!ってなに!笑
もう少し心の葛藤を揺さぶるシーンは必要でしょ!
とは言っても、2時間の映画にそのまでは望めないですよね。
もうひとつ言いたいのは、ローマ兵あの数、隠れて生きながらえてたの、ご都合主義過ぎませんか。
ローマ人の生活や、ハドリアヌスの長城の先の世界観は想像が膨らみました。
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