なんとタカ&ユージが生きていた!どう観ても爆発の炎に包まれていたけど、生きていた!!
…てな訳で、あぶない刑事劇場版シリーズ6作目。
当然の事ながら、タカ&ユージは平常運転でカッコいいから、一定ライン面白い作品にはなってる。
ただ残念な所も多い作品ではあった。
まず演出。
スローモーションを使いすぎ。思わず目を背けたくなるほどダサい。
あとお約束のハーレー手放しアクションを中盤でやるのはもったいないよ…
お陰でクライマックスに見せ場が残ってなくてイマイチ盛り上がらなかった。
後輩2人の設定もなぁ…
タカとユージの事を知らなくて、最初はなめてたけど、2人のことを知っていくうちに尊敬するようになって、2代目あぶない刑事みたいな感じになる展開期待してたのに、黒幕だったのね…
しかも1人はめっちゃ雑に死んで、もう1人はかなり後味の悪い最期を迎えて…
明らかにあぶ刑事にそぐわない展開だと思う。こういうのをやらないのがあぶ刑事の良さなのではないのかな?
新旧あぶない刑事が大暴れする展開の方が絶対良かったよ。めっちゃ観たかった。
ていうか終盤に黒幕が集まって、全部その場で説明するのを観た時は「2時間サスペンスドラマか!」とツッコみたくなった。
単純に上手くない。
ただ透はちゃんと先輩思いのトロい動物に戻ってたり、薫さんが結構活躍したり、良くない悪ノリが抑えられて、真面目になってたのは良かったと思う。
透が爆弾解体する件はあぶ刑事らしいふざけ感で良かったと思う。
映画評価基準
この映画が好きか 7
没入感 7
脚本 5
演出 3
映像 5
キャスト 10
音楽 7
余韻 5
おすすめ度 6
何度も観たくなるか 6
計61点