ジャ・ジャンクー作品。この監督の作品は初めて観ましたが、雰囲気はなかなか好きでしたね。やはりこういった作品はストーリー云々というよりかは風景などの映像を味わう作品だと思うので、そういった点では中国の田舎の方の哀愁ある町の映像や、船で下る川の映像などが自分好みでした。あと、内容とはあまり関係ないけど「男たちの挽歌」をブラウン管で観てた青年がユンファ兄貴に影響を受けて新聞で煙草に火をつけたり、台詞をカッコつけて真似したりしていたのが可愛らしくて何気に好きでした。今でいうと、同じ中国が舞台でビーガン監督作品の「凱里ブルース」に近い作品だと自分は感じました。なのでレビューも似通った感じになりますね笑。中国の風景や空気感などは好みなのでこれからもジャジャンクー作品を観ていきたいと思いました。
