てつじ

続・飢える魂のてつじのレビュー・感想・評価

続・飢える魂(1956年製作の映画)
2.8
川島雄三監督のベタなメロドラマ。襖あるいはドアを閉めた閉ざされた向こう側の秘め事を、方程式のように繰り返し描く事で作家性をチラリと見せながらも、個性を消した大衆向けに撮り上げたプログラムピクチャー作品のように感じました。退屈ですが、登場人物の年配者ほど滑稽に見えるシニカルな視点は流石。
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