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インサイド・ディープ・スロートのakimiのレビュー・感想・評価

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『奥に欲しいの』

72年にアメリカで公開されて大ヒットとなったポルノ映画『ディープ・スロート』。
その製作者たちや出演者たちを巡るドキュメンタリー。
“ポルノ”という単語がやっぱり何かと目をひくけれど、“アメリカ政府VSカルチャー”というテーマもあり?
アメリカってキリスト教国だけあって、性に対しては結構保守的な側面もあるわけで。

“性の解放”を目指して作られた『ディープ・スロート』、政府に解りやすい標的として徹底的に叩かれ、おまけに儲けはがっさりマフィアに持っていかれ。
加えて、その後お手軽なビデオの出現で、ポルノは“先鋭的なカウンター・カルチャー”ではなくなり、お手軽に稼げる“産業”に堕ちてしまった…。


……正直、ちょっとだけ製作者側を持ち上げすぎな気もしたけども(笑、(本当に最初から“性の解放”なんて高尚なテーマを持ってたとはどうにも思えないし/苦笑)
でも実際、直接作品に関わった人たちは、みんなツライ目に遭っていて。
だけど今も愛情もって作品について語れるっていうのは、なんだかいいなぁ。とも、素直に思えたりもしたのです。
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