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オズの魔法使の223cosmicのネタバレレビュー・内容・結末

オズの魔法使(1939年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

好きな面と苦手な面の振り幅が大きくて、総合評価がすごく難しい…。

全くあらすじを知らず、ドロシーを演じたジュディ・ガーランドが覚醒剤を使用させられて撮影しているという舞台裏だけを予備知識に初鑑賞 笑

現代にはないテンションの奇想天外なファンタジーさに衝撃を受けた。

それにキャラデザが結構怖いし(ライオンは特に苦手なビジュアル…)、演技がみんなねちっこくて辟易しちゃったり、ストーリーとしては一行がいちるの望みを欠けて会いに行ったオズの魔法使いご本人様がめっちゃ感じ悪くて絶望したりで、ワクワク純粋にっては楽しめなかったんだけど、怖いもの見たさで最後まで鑑賞。

最後はあっさり幕引き。
夢かと思ったら足にはルビーの靴が😳みたいなオチもない笑

それぞれ求めるものがあってここまでがんばってきたのに、結局オズの魔法使いにごまかされててそれでいいのか!?

彼らが求めるものに辿りつけたのは彼ら自身のがんばりの結果だし、例えば"勇気"を持っていたとしても、ただ気付いてないだけかも。自信がないだけかも。結局自分がどうあるかは気の持ちよう次第だよね👏🏻👏🏻👏🏻っていうね。

自分は初めから素晴らしい人間だっていう教えを、道中一緒に頑張ってきたドロシーが気づかせてくれたらいいのに、なんであんなぽっと出のインチキ魔法使いに丸め込まれる感じで…☹️ケッ

ドロシーが得たものは何なんだろう…🤔
求めるものは家の裏庭を探せばいいみたいなこと言ってたっけな。そんなの、「そこになければ無いですねー」じゃダメなのよ😔
確かに、自分が今いる環境を愛すことは大事。
でももしこの作品が"家族が1番"みたいな綺麗事の教えを説きたいのであれば、それは人それぞれだと思うし(だってジュディ・ガーランドは毒親のせいで覚醒剤を使わされてた)、求めるもののために家を出ても冒険してもいいのよドロシー。(というかジュディ・ガーランド😢)

モノクロからのカラーへの切り替え素敵〜〜🏳️‍🌈💗🍭✨🌈
衣装とセットが百点💯💯💯
ドロシーのあの目のキラメキはみんなを虜にするよ🥺💓
フォロザフォロザフォロザフォロザ フォローザイェローブリックロ〜ド🎶
悪い魔女の登場と退場のケムリの演出もアナログでかわいい🧙
犬氏、めちゃくちゃ演技上手🐶

てか有名な銀の靴じゃなくて、まさかのルビーの靴なんだ?!
画面映えを考慮して原作から変えてあるらしい。なるほど。

ひょんなことから家に帰れなくなった少女が奇妙な出来事を切り抜けながらなんとか家にたどり着くのと、少女が長い髪で水色のワンピースってところが、まんま不思議の国のアリスだね♠︎♥︎♣︎♦︎(不思議の国のアリスはマイベストムービー)
ウィキにもアリスから影響を受けてるらしいと記載してあった。

鑑賞後、ジュディ・ガーランドのその後の人生の過酷さを知ってより騒ついた気持ちになってしまった。
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