ベンジャミンサムナー

オズの魔法使のベンジャミンサムナーのレビュー・感想・評価

オズの魔法使(1939年製作の映画)
2.5
カラーパートになったオズの国での黄色いレンガの道や全てが緑で統一されたエメラルドの都やコロコロ色が変わる馬等は目に楽しい。

だが、これ程にイマジネーション豊かな世界を見せておいて「お家が一番」という帰結になるのはどうかと。
そもそもドロシーが家出したのは地主がトトを殺処分しようとしたからで、最初から家の人達とは上手くやってるし。
それにトトを殺処分する件は解決してない。

「外の世界はろくな事がないから家に閉じ籠ってろ」とラプンツェルを洗脳するゴーテルのような語り口。