まめもやし

オズの魔法使のまめもやしのネタバレレビュー・内容・結末

オズの魔法使(1939年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃、文字通りテープが擦り切れるほど見た作品でした。
台風19号の嵐の中鑑賞。

当時は画質も悪く、より不気味な雰囲気でしたが
改めて観てみると何と美しい…
1939年にしてはかなりの大規模なセットではないでしょうか??
特殊メイクも良くできているなぁと感心しました。
合成技術も古風な感じなんですが
それが逆にリアルというか臨場感というか(笑)
そして歌も歌詞の収まり方もとても気持ちいいです。
音楽やセットの世界観そのままでミュージカルにして欲しいくらい。

でも何といってもステキなのは
「現実の世界だけ色が付いていない」という所です。
この2つの世界の落差を生む力業の演出が
何かガーン!と打ち付けるよな衝撃を残します。

私がドロシーだったら
またオズに行ける方法を探すと思う。