クッキープリン

侍のクッキープリンのレビュー・感想・評価

(1965年製作の映画)
3.4
新納鶴千代の父親を自分でも分かっておらず、それが原因で恋人とも結ばれず、浪人になり、ついには実の父親の首を切る。なんとも悲しい因果。
ラストの桜田門外は迫力がある。星野監物のダーク感は必須だ。主人公はちょっと強すぎる。
「侍ニッポン」だと、鶴千代は父子共に絶命する。鶴千代はその後お菊と結ばれたのか。その後が気になる。考える余地を与えてくれる、橋本忍の脚本は心に沁みる。