幕末、水戸藩が井伊直弼を暗殺するまでのくだり、そこに名を挙げたい浪士の鶴千代(三船敏郎)が絡む
各人の思惑と野望が渦巻いていて、時代劇としてとても魅力的なストーリー
三船敏郎主演だが、岡元喜八がメ…
岡本喜八監督は面白い。映画好きにしか認知されてないのは、寂しいね。
橋本忍の構成のうまさ。某ハリウッド監督のタイムスライスとは格が違う。でも、某ハリウッド監督も大好きだけどね。弟の脚本が変わってる…
見事な映画。
流石の岡本喜八、格好良過ぎる。
カット割に無駄がない。
洗練され尽くした画面に静かな日本の風景が入り、底知れぬ哀愁を醸し出す。
気候変動のバランス感覚も見事だった。
序盤は大粒の雨…
集団殺陣シーンは他の時代劇のようにスパスパ人が斬られていくというよりむしろみんな疲弊しきって泥臭く動き回っていて、重みのある剣捌きと血腥い情景にリアリティがあった。ショットの鋭さとカットを繋げるテン…
>>続きを読む仕事に追われていたので、冒頭の五分だけ覗いてデスクに戻るつもりが、あまりにも素晴しいオープニングのショットの連鎖(三船敏郎の顔の余白に「侍」と出るタイトルコール!)に完全にやられてしまって、結局「終…
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