ほのか

僕の大事なコレクションのほのかのレビュー・感想・評価

僕の大事なコレクション(2005年製作の映画)
3.9
ユダヤ系アメリカ人の青年が祖父のルーツを知るためにウクライナを訪れる。



始めるのも終わらせるのも、戦跡で暮らすことやその地を離れられないことも、"忘れたい" "忘れられない" "決して忘れない"も、すべて戦争の罪なんだと思う。
始めるのは一瞬。だけどその後終戦を迎えたあとも、戦争に巻き込まれた人に戦争が刻まれた生活を強いる。そこまでが戦争なのだと知る。


「戦争は終わったの?」
「あぁ、戦争は終わった」
という台詞があって、めちゃくちゃ泣きました。いま、かの地で起こっている戦争は(間にもいろいろあったけど)WWⅡと地続きのところにあって、一生物の傷を懸命にお腹の底に押し込んで生活しているひとたちを、またその場に引き摺り出す行為なんだと思うと、居た堪れない。




私信
まりちゃんありがと〜!
めちゃすきムービーだった。私のつぼをおさえすぎててこわい。
そんで、わたしもここ1ヶ月ほどフィルマサボってたのでまた更新します。まりちゃんからの手紙でプレッシャーを感じました!!次回のお手紙のポストカードも買ったのでおたのしみに!!