12月12日は小津安二郎の生没同日。
そして今月はヴェンダース監督のパーフェクトデイズも公開ということもあり、これを観るしかない!
東京物語を観た後だったので、なんだか急にタイムスリップしたみたいな気分になり、余計に楽しく観れた。
昭和のあの感じ、小学生の短パン姿、パチンコ、列車、あー、ノスタルジー。
もうあの時代は二度と帰ってこない…。
ヴェンダース監督の視点から日本を観れるのでとにかく面白かった。
特に食品サンプルのシーンは興味深い。
あと似合わぬことは無理をせず、と心から思った。
もう一人くらい側近のインタビューを聞きたかったなぁ。もうちょっと長く観たかった。
日本の美しさ、魂、強さ、繊細さ、尊さを改めて発見できました。
小津安二郎の初期の映画も観たいし、晩年の作品も観たい。
今の日本人が忘れかけているとても大切な何かを思い出させてくれる気がする。
ヴェンダース監督、この作品を作ってくれてありがとうございます。