ジャケ写では全く想像がつかないほどの盛り沢山映画でした。
最初は妖怪が人間に禁断の恋をする映画なんだろう
と軽く観ていたら途中から「エスター」や「少年は残酷な弓を射る」的な"旦那は全く気付かない役立たずもの"映画へと移ったかと思ったら"純愛もの"になり、ここで腰を落ち着かせるのかと思いきや"妖怪もの"映画としての描写が素晴らしくキモく、笑うしかない。そのシーンまで好きだと言っても過言では無いジョウ・シュンへの好感度は、画面上のキモさによって何故かだだ下がるというキモさの完璧っぷり。さらに要所要所ではアジア映画お馴染みの"ワイヤーアクションもの"の側面も見せてくれて、それが中々にかっこいい。そんでラスト付近には妖魔の哀しみの咆哮がゴジラかと思うほどのもので"怪獣もの"というジャンルにまで足を踏み込んでる。というかヴィッキー・チャオが菅野美穂にしか見えない。あっ、あとやっぱりドニーイェンのアクションシーンはかっこいいね。大刀使いってのがまたいいね。
とりあえず、なんかよくわからないけど、盛り沢山ということです(^-^)