ダークナイトのhayatoのレビュー・感想・評価

悪の化身ジョーカーとの闘い。
正義のために奮闘する者も簡単に悪に堕ちてしまい、正義を貫く者も罪を被って影から支えるしかなくなる展開には救いがなく感じる。
前作でバットマンの成り立ちは描かれているので本作では常に現在起きているシーン。常時シリアスで緊迫したシーンが続くが、2時間半超という長編にも関わらず、だれさせず飽きさせない。シリアスの中でも少しトーンの違う展開が混ざったり、同じ場面でも違う角度からの描写も入りと、様々な演出の工夫が入っている印象。