愛野弾丸

ダークナイトの愛野弾丸のレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
4.0
なぜかバットマンの名前を冠してないし、
ダークナイトとかいう知らない新フレーズだし。
で、シリアスで重厚で難解な作品を作るノーラン監督だし、
あのバットマン(1989)がどう改変されちゃうの!?
マイケル・キートン&ティム・バートンの、
初代バットマンに思い入れがありすぎて避けてた作品。
評判が高いのは知ってたけど。

DCEUでバットマンの派生も最近いくつか観たことだし、
先日観た「オッペンハイマー」で同監督の余熱もあり、
ここに来て新生バットマンをとうとう解禁することに。
ハイ、周回遅れ組です。

勧善懲悪のような単純な図式の映画ではなく、
一対の切り離せない「正義」と「悪」が描かれる。
表裏一体のコインに例えて演出したノーラン監督さすが。
シリアスで重厚なノーラン味のバットマンに見事仕上がり。
そして「悪」を操るジョーカー演じるヒース・レジャー。
すごいすごいと言われてるけど、ほんとにスゴかった。
クレイジーで純粋な悪のカリスマが憑依してた。
観る前の不安はどこへやら、ってくらい面白かった。
タイトルの「ダークナイト」にも納得。

ビギンズがダークナイト・シリーズ1作目なの知らなくて飛ばしちゃった…。
愛野弾丸

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