ごっちゅん

ダークナイトのごっちゅんのレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
5.0
"ヒーローとして死ぬか
 生き延びて悪に染まるか"

最高。映画史に残る、傑作。

ゴッサムシティに蔓延る悪に対抗するバットマンの前に、狂気を纏った敵ジョーカーが現れる…

109シネマズプレミアム新宿にて、35mmフィルムでの上映を楽しんできました!🎥
一度レビューしておりましたが、改めて観てみるとまた思いが溢れ出てきたのでカキカキします!
スコアは変わらず満点っす!!

<THE DARK KNIGHT>
ラストにタイトルロゴがドンっ!て出る最後の瞬間まで本当にあっという間に感じる濃密な映画。やはり面白い作品は時間を忘れてのめり込めるな。
観る度に鳥肌が立ってしまうラストシークエンスで、ナレーションすらかっこいい。

正義と悪はコインの様に表裏一体で、バットマンもジョーカーも同じ。ちょっとしたきっかけでどちらにも成り得る、二つの顔は人間誰しもに存在するのだ。🪙

お互いの船の爆破スイッチを押すのか押さないのか。
市民と囚人それぞれが選択できる状況下で迎えた結果は希望となるはず、そして光を闇に変えたジョーカーを決して勝者にしてはならない。


"WHY SO SERIOUS ?"

ヒースレジャーの演技はもう演技を超越している。ジョーカーの存在感が凄まじく、数ある映画の中でも屈指の悪役となったことは言うまでもない。🃏
細かい所作は役者由来のものも多いらしく、喋り方や歩き方はそのシーンの音楽と重なってめちゃくちゃ不気味で不愉快な気分にさせられる。

生傷絶えないバットマンのアクションやハイテクを駆使した数々のアイテムがカッコいい。
バットモービル自爆からのバットポッド爆走は一番好きなシーンかも、!😆
ジョーカーから何度挑発されても絶対に一線を超えない、悪に染まらない強固な意志を感じます!

ハンスジマーの音楽も良い。
特に今回、日本一音響にこだわった劇場ということで臨場感、重厚感、迫力があって最高の環境でした。


隙も無駄も無い怒涛の2時間32分。
劇場で観ることが出来て本当に嬉しい。
まだダークナイトトリロジーを観たことない人が羨ましい、この感動をこれから味わえるのだから!

何回観ても楽しめる、
これからも観続けるだろうな!
ごっちゅん

ごっちゅん