このレビューはネタバレを含みます
昨日ホアキン・フェニックスのJOKERを観た翌日に鑑賞。
勿論、同じジョーカーではない事を前提に両方続けて鑑賞した。
素性のよく知らないキャラのジョーカーではあるが、狂気じみた振る舞いがとても好みなので期待を込めて鑑賞。
ヒース・レジャーのジョーカーは狂気に満ちており、楽しみながら犯罪行為を重ねていく。一時的に仲間は作るが、必ず裏切る。金は盗むが、興味はない。人の弱味に付け込み、悪の道に誘い込む。
凄く気になったことが、バットマンとジョーカーお互いの存在があるからこそ存在価値があると言うジョーカーの発言。切っても切れぬ関係なのかとお互いがそう思っているのだろうか、追うもの追われるものの関係は第三者には理解が不能なのである。
昨日観たばかりのジョーカーとは全く違う者だったが、こちらは狂気によって快楽を得る為に犯罪に手を染めていく。ホアキン・フェニックスのジョーカーはジョーカーになるまでの話だったが、ヒース・レジャーのジョーカーはジョーカーの完全体になってからの話のような感じだった。頭はいいし、人をコマに使う事も慣れているし、随分悪い事を繰り返して来たようにしか見えない。こちらのジョーカーの方が観ていて楽しめる悪であったかと思う。
バットマンは誰なのか確認したところ、バイスのクリスチャン・ベールだった時の衝撃で目を疑った。
他にも脇を固めるゲイリー・オールドマンやモーガン・フリーマンにマイケル・ケイン等、豪華なメンバーで演技を見る度感心してしまった、笑
個人的にはヒース・レジャーのジョーカーの方が断然好みでした。