Omizuao

赤毛のOmizuaoのレビュー・感想・評価

赤毛(1969年製作の映画)
3.0
主に赤報隊と官軍の戦いを描いた作品。
中盤までは正直退屈だった。
でもラストシーンの、民衆がそれぞれ背負うべき責任から逃げて「ええじゃないか、ええじゃないか、ええじゃないか」と踊り狂っている光景が忘れられない。
笑顔のはずなのにみんな死んだ魚のような目だった。群集心理の怖さと愚かさを思い知った。
「革命」の本質はきっと“犠牲”と“矛盾”なのだろう。
Omizuao

Omizuao