なやら

汚名のなやらのレビュー・感想・評価

汚名(1946年製作の映画)
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クロードレインズの役に肩入れして観てしまった。愛した女からの二重の裏切り。結局母の支配から逃れられない情けなさ。バーグマンへの愛が憎しみに変わる瞬間を捉えたクローズアップは辛過ぎる。
確かにゲーブル×バーグマンのラブシーンは大層ロマンチック(ゲーブルが最後迎えに来た時のバーグマンの目の演技がすばらしい)だけど、断然レインズの悲哀の方が印象に残る。というか、あえてあんなラストで締めるって事は作り手もソッチに肩入れしてるよな。
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