海面が上がってきて、住んでいる家に水が入ってくると、その上に新しい家を作る。積み上がっていく、つみきのいえ。声のないアニメは初めて。おじいさんは落とし物を拾いに潜っていく。積み重なったたくさんの家、愛する家族との思い出、幸せもまた積み重なっていた。どんどんどんどん深く潜り、たどり着いたおばあさんとの想い出…。切ないけど幸せな物語でした。
ぶくぶくの音が好き。
絵本も読んでみた。
絵本には新しいエピソードがあった。活気に満ちた街の風景、賑やかで色鮮やかなカーニバル。たくさんの人が街に住んでいたことを知り、寂しくなる。全然違うのだけど、「海に眠るダイヤモンド」を思い出した。幸せだけど寂しい物語でした。