ゆっきー

思ひ出の曲のゆっきーのレビュー・感想・評価

思ひ出の曲(1936年製作の映画)
4.0
再見。いやぁやっぱドイツ時代で1番の出来かと。歌姫が父親を探しに来るというシンプルなプロットだが、多幸感に溢れておる。ブランコのショットはルノワール『ピクニック』レベル。
某フォロワーさんがおっしゃる通り、下女のコスチュームがやたら現代的で可愛い。

あと何故か大臣が敬礼する場面で手前に写る石像と全く同じポーズになるショットだけ異様に記憶に残っていた。
領主(実の父)が歌を聴きながら頭を垂れると背景の人間が消え思い出にワープする場面も好き。
ゆっきー

ゆっきー