このレビューはネタバレを含みます
如懿伝のジョウ・シュンが見たかったのと、中国の植物学者の娘たちが雰囲気的に好きだったので鑑賞。この監督の撮るフランス映画的な雰囲気と中国の閉鎖的な環境の組み合わせはやっぱりいい。自分がその場にいるのは絶対嫌なんだけど、外から遮断された環境だからこそ出せる雰囲気が割と好き。ちょっとテイスト違うけど、ミッドサマーとかもそうですね。
ジョウ・シュンはただの美人に留まらないお洒落な顔だなぁ。デヴォン青木とかこういう系統のアジア人の顔が好き。
中国の植物学者の〜は終わり方が胸糞だったけど、今回は切なさもありつつ、ハッピーエンドだったのかなぁと。今作の方が好きでした。
マーも自分で言っていたけど、彼とルオのお針子に対する愛し方の対比がいい。私はマーの方がお針子を本当に理解しているような気がするのでマー推し。
元々バルザックで無知なお針子を変えたいと言っていた二人だけど、最終的にはバルザックに影響を受けたお針子が旅立つというのが何とも切ない。
成長したマーがお針子に買っていったYSLの香水、まさかの家にあるやつだったのでテンションが上がった。(あのボトルのシリーズというだけなので、厳密には違うのかもしれないけど)