このレビューはネタバレを含みます
三国志はドラマの三國機密、軍師連盟、映画のレッドクリフ辺りを見るくらい詳しくなったんだけど、最初に触れたのは無双シリーズ。上記の作品に比べるとクオリティは高くないかもだけど、無双らしくはあった。無双ファンならそこそこ楽しめると思う。ゲームおなじみのキャラが沢山。衣装も無双ベースで吹き替えも原作と同じなのでかなりファンサ映画だと思う。あまりウケは良くなかったと言うけど、個人的には続きがあったら見たいなと思う。
関羽のキャストさん、線が細いなと思ったらアイドルのSuper Juniorの方らしい。メイク前の写真見たけど、物凄くベビーフェイスでむしろよくあそこまで仕上げたなと感心した。メイクは頑張ってたけど、やっぱり線の細さは誤魔化せない感じだったのでもう少しゴツめの人の方が良かった気もする。呂布の方もちょっと細め。
若くて格好いい曹操は新鮮。視聴を中断してる瑯琊榜を再開しなきゃなと思った。最後の方に曹仁の名前が出るんだけど、もっと早く知りたかったよ！！いくら若い曹操でも傘下が誰一人居ないのはおかしいから、夏侯惇とか曹仁あたりの古参はいるでしょと思ってた。
劉備はこれと言って感想がない。本当に無難なキャスティングって感じ。張飛はコスプレ感があるけど、いざどうやって理想に近づけるか問われてたら私も分からないのであれで正解なのかな。
貂蝉は絶世の美女感があって良かった。ディリラバちゃんと同じウイグルの方なのね。袁紹がめっちゃイメージ通りだった。8見たことないか華雄は分からないんだけど、グラディエーターみたいで笑う。あと、ラストでなぜか関羽が脱ぐのもウケる。
孫堅と息子二人もいるけど、戦闘シーンが全然ないのでそこは残念。陳宮は曹操と行動を共にしてたんだけど、あれは史実なのかしら。
余談だけど、オリキャラの武器を授けてくれる女性？はトニーレオンの奥様なのね。トニーレオンがレッドクリフで周瑜を演じていたのもあって、三国志繋がりでテンション上がった。
無双の映画なので戦闘シーンに関しては文句ない。寧ろここまで突っ切ってた方が楽しい。ただ締めが雑だったなと言う気がする。結局董卓を撃つシーンはなく、そのまま数年後に劉備と曹操が昔語りをするシーンが始まっちゃうし。戦闘シーンじゃなくても、貂蝉が王允に暗殺を託されるシーンがあるわけだし、彼女に暗殺させるシーンを入れても良かったのでは？それか呂布が怒りで殺すルート。散々董卓の話を出した割にナレ死すらせず、気づいたら死んでたのはちょっとね…。華雄のシーンは首とかじゃんじゃん飛んでたし、董卓にも派手に死んで欲しかったな。
