『マグノリア』のポール・トーマス・アンダーソン監督の作品。
主演のダニエル=デイ・ルイスは今回アカデミー主演男優賞を受賞した。
ダニエル・プレインヴューは石油を発掘していた。ある青年の故郷に石油があるという情報から彼は、息子と共にその故郷の土地を買い取り油田を掘り当てるのだが。
出演者たちの演技力と演出はまさに絶品と言える。これだけの迫力を出すダニエル=デイ・ルイスはまさに主演男優賞を受賞することに何の疑問もわかないだろう!
だが、この物語の面白さは全くと言っていいほどない。
展開もたんたんとしており、いまいちぱっとしない。
人間の愚かさをそのまま描いたような作品。そして、それに携わる人間の無駄死にさなんともいえない暗さを物語っている。
始まりは不協和音にも似た気味の悪いサウンドが流れる。この奇妙さが売りだと思う。
ラスト、なぜにクラシックにして陳腐にしたのかw
自分の中ではこの映画はコメディだと思う。
これ名言だわw
「I'm finished」