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ゼア・ウィル・ビー・ブラッドのyのレビュー・感想・評価

2.3
ネタバレしないように・・・
人が死ぬだけで話は重くできる。
重厚そうで重く、欲、口八丁(宗教家)を盛り込んでいるけど、何が言いたいのか分からなかった。

宗教家をあそこまで恨む背景、成長した息子の気持ちの変化が描き切れてないままあの終わり方。消化不良。
大手石油会社の人に執拗に絡むのも訳が分からない。

教会も資本家に巣くっているのを描くでもない。

ザ・マスターも好きじゃ無かったけど、似てる。

自身も嘘つき続けながら、HWを利用しながら、周囲の嘘つきには衝動的私刑。これは欲と関係ないよね。
欲に飲まれた男云々といより、理解を超えた行動をするのでただの精神異常者にしか思えない。でもそういう映画でも無い。
血縁的な家族関係を求めているなら、石油掘りばかりしないで結婚相手探しをするだろうし、家族や兄弟も探せたけどしていないから、血縁の愛情を求めてるけどかなわなかったと言うのも違う。

また双子が双子じゃなくて、宗教家が情報を売りに行って、宗教活動をする方が良かった気がする。
宗教家が最後、部屋に入ったところでラストが想像できてしまうけど
最後の行為は、逆の方が面白いんじゃ無いかとも。
   ネタバレしないように・・・
そうすれば宗教家は罪を犯す行為で自滅。

長くて、理解に苦しむ映画だったけど、娯楽作品と出来事だけ目にしていればありなのか?
ついて行けなさ、主人公への嫌悪感、異常者ぶり、ザ・マスターっぽい。
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