このレビューはネタバレを含みます
事あるごとに見ようと思った映画( ´◡` )自分は他の誰かではないし、他人がその人のことを決めつけることは出来ないんですよね。
主人公の7歳の天才ジョッシュには学ぶことと楽しむこと両方に師匠が居たんですね。1人はメトロポリタンに、もう1人は公園に。だから壊れずにいられた。
ライバルのジョナサンのようになるのは優秀な人であれば簡単でしょう。でもジョッシュがしたように師と仰ぐ人や愛する父親の考えに反してまで自分が正しいと思うことを折れてしまってもしなやかに思い続けるのは?簡単なことではないと思います。
誰かのためと言いつつ行動を人に押し付けてしまうのは結局は自分の思い通りにしたいからなんですよね。まるで仲良しの男の子モーガンの父親カレフやジョナサンの師匠ポーのように。それに気付けたジョッシュの父親フレッドと師匠のブルース、それをすることなくジョッシュに寄り添い守ることが出来た母親ボニーの存在は大きかったと思います。そしてその立場にいる人がいなかったであろうジョナサンの可哀想さと怖さを思います。
親になる人、人に教える立場になる人、そのどちらの立場にもいる人たちに是非みてもらいたい映画です。