安井

ざくろの色の安井のネタバレレビュー・内容・結末

ざくろの色(1971年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

これが「動く絵画」か…。
ソ連統治下アルメニアでの作品。
綺麗すぎて途中から怖くなった。地面と平行に撮ってるシーンが多くて、映像なんだけど、平面的。あとはやっぱり赤と白のコントラスト。
「アンダルシアの犬」「午後の網目」はどっちかというと、シュルレアリスムを映像にした感じだったけど、これは宗教画とかテンペラ画に近いかも。セリフはほぼなくて、とにかく映像と音。
誰も理解できないし、理解しなくていい作品。
でもなんだか切なさが残る、、。
点数は映画というより、芸術作品としての点数です。
安井

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