ざくろの色の作品情報・感想・評価

ざくろの色1971年製作の映画)

The Color of Pomegranates

上映日:1991年04月27日

製作国・地域:

上映時間:73分

ジャンル:

4.1

『ざくろの色』に投稿された感想・評価

好きですね。
色や光、これがイコンのような美しい映像を作り上げていますね。定点撮り故に登場人物それぞれにフォーカスして見ることが出来、そこに感情を揺さぶるものがありますね。
M
4.5
口を開けて何も考えず
ただ流れてくる絵画のような画面を
ボーッと見る


自分にとってはそれが1番の幸せな映像鑑賞
4.0

まさかのミュージカルで面食った。ダンスも生贄も葬儀も現実味を剥ぎ取られ、存在そのものが様式化された人々の運動が記録されている感じ。

メリエス的なトリックで登場する兵士、(演目を撮る)リュミエールの…

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「鑑賞」ってこの映画のために使いたいな。
正直字幕があったかどうかも定かではない。
呆けたように口を開けてただただ眺めるだけで満たされる1本。
1夕
4.0
純度100%のアート映画。
こういう類の映像でしか得られない高揚感はある。
わせ
4.0

これはまさしく、動く絵画だなあ。映画だけれど、映画という括りだけで留めてしまうのは勿体ないかも知れない。言葉は少ないのに詩的で、音楽も素敵。序盤に外で本を乾かす場面があって、その時に風に吹かれてペラ…

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A
5.0

ざくろの赤、血の赤、愛の赤、炎の赤、生の赤、死の赤、滲み出す赤
白を無色として捉えるのではなく1つの色の「白」として捉え、黒を全ての色が混ざった色ではなく1つの色の「黒」と捉え、色が持つ感情や情景が…

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ふぐ
4.5
これこそ没入型アートでありデジタルアートである まさに動く絵画そのものの様な映像
もう音楽だけでも高得点つけたくなる
4.5

ある歴史上の人物の生きざまを単にドラマにするのてはなく、死へと至るまでの彼の内面をイメージ豊かに膨らませた映像詩へと昇華させたパラジャーノフ監督のイマジネーションにひたすら圧倒されうっとりさせられる…

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何にでも無理やり物語性を見出そうとする、視野狭窄的な現代エンタメ摂取人間に平手打ちを食らわせる一作 始まってすぐのざくろの画面はやはり強烈だった

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