何年か前に知人から「こういうの好きそう」とDVDをプレゼントされた。
1960年代にソビエト連邦で制作された世界一美しい映画、らしい。
諸事情によりカットされたシーンも多々あるらしく、知人は残念そうに語っていたけれど私はというと。
(º ⌓º )???
↑
こんな顔だったと思う。
何を言っているのかさっぱり理解出来ず、なぜ私が「こういうの好きそう」と思われたのかも不思議だった笑
ひとまず観てみることに。
(º ⌓º )???
内容が全く分からないし、そもそも内容があるのだろうか?
白布におそらく柘榴らしき果実がじわりと染みを広げ、古書が開かれる。
謎の魚と何やら硬そうな物体。
何かを足で踏みつけている。
絵画のようなシーンを繋ぎ合わせたオープニングだなと思いきや、
ずっとこんな調子で物語(といっていいのか)が進められていくから、映画というか、美しくてちょっと怖い絵画を延々と鑑賞しているような感覚。
耽美で不可解な夢を見ているような感じ。
嫌いじゃない。
どのシーンもとても印象に残るし、鮮やかな色彩が美しい。
ただ内容がさっぱり理解出来ない。
宗教、この地域の歴史、土着文化みたいなものを知っていれば違った見方が出来るのかもしれない。
私は色々調べるほどのエネルギーがないから、未だにちんぷんかんぷん。