火の玉ジョニー

真昼の決闘の火の玉ジョニーのレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
3.5
さあ!!ポテトさんとのデートムービー
大人デートにはオシャレな恋愛ものかなあ
でもちょびっと変化球で

まあそのへんいろんな選択肢はあるでしょうけど…

「ダイハード」でハンスが「ジョンウェイン気取りか?」とバカにするとジョンマクレーンが…「ゲイリークーパーさ」!!
なんのことやら見た当時も見返したときもあんまり意味考えなかった
なんでゲイリークーパーなんだ?

ってそのネタ元の作品
悪党が復讐に来て刻一刻と過ぎる時間の中で孤立無援の保安官ケイン
ボヤキはしないけど恐れおののいてる
スリリングだけどこれといってなにも起らず時間だけが進んでいく

とにかく町の連中が冷たすぎ
異例の展開なの?これ

こういう過去の作品はいろんな見方が出来るのも面白いかも

特にグレイスケリーの美しさ!!
気品の中に凛とした強さがある
ラストもこりゃあホリーだわ!!ってまた「ダイハード」ネタ…

そしてあんまり映らないリーヴァンクリーフの佇まい…なんかセリフあった?
ここからイケオジになっていくのね

バッチを捨てて町を去っていくラストは良かったねってハッピーエンドじゃなくてこのどうしようもない町クソくらえ!!みたいなロック魂を感じてしまった

ケインは町のために戦ったわけじゃなく自分の正義のために戦った
当時の既成概念をぶっ壊した作品なのかもね

ゲイリークーパーはポテトさんのイケオジ範疇だったかなあ
なんか「ダイハード」また見たくなったよ