うわーっ！…となるシーンで、家屋が倒壊したり道が爆発したり（！）するんだけど、ミニチュアを使った特撮がなんだか一周まわってリアルに感じてしまう。
特撮の完成度が高いせいなのか、作品自体が古臭いせいでミニチュアが馴染んでいるのか分からないけど、これならハリウッド大作のCGにも勝てるんじゃね？とか思えてしまう。実際にモノが破壊されるという点ではウソはないわけだし、ヘタなCGよりも遥かに現実の説得力がある。
日本映画界におけるCG技術の遅れは特撮を究めることで巻き返せたのではないか？…と考えると少し惜しい気もする。
そういえば最近のウルトラマン・シリーズ全然見てないけど特撮技術はどんなことになってるんだろう。
フルCGアニメの『ULTRAMAN』は個人的に微妙で、半世紀以上前の『ウルトラセブン』が未だに愛され4Kリマスターされていることを鑑みるに、CGと特撮の間に優劣なんてないのではと思う。
どちらも究めればそれは現実と変わらないのでは。
藤岡弘（仮面ライダー）が出てるのにウルトラマンを例に出してしまった。
