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人間の絆のlemmonのレビュー・感想・評価

人間の絆(1964年製作の映画)
4.0
腐れ縁。
ともまた違うか。


トラウマ、後ろめたさ、人より劣る。
普通の人とは違うものの考え方捉え方をしてきたであろう主人公だからこそ生まれる、悪女との付き合い方が面白い。
ローレンスハーヴェイのどこか薄幸そうな雰囲気がまたよかった😅。


簡単に「見捨てればいいじゃん」とか「馬鹿だなあ🥴」とかでは片付けられない人間の絆。
妙に暖かさも感じる本作の物語が、個人的に心に残り、好きだ。


デイヴィスの「痴人の愛」が大好きだが、ノヴァクも負けていない!
官能的な匂いがするノヴァクらしく、エロティックさをプラス。
ベッドでの告白シーン。いやー残酷だ😰。


ほっとけない魅力。
何だろう。
他の人には理解できない関係性ってある。
人間不思議だ。
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