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ベルリン・天使の詩のiidのレビュー・感想・評価

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)
4.1
何年か振りに再見。
旅行で訪れて見た現在のベルリンと、この映画の、まだ壁の残っている過去のベルリンが重なりあって、前に見たときとはまた違う素晴らしさを感じた。
ポツダム広場、ハンスシャロウンの図書館、ベルリンの壁、戦勝記念塔。変わってしまったものや今も変わらないもの。時間が経つごとにそれが際立ち、この映画の持つ意味もより一層深化しているような気がした。
一度物語をさらっているからかもしれないが、こんなに、シンプルに、感動的だったんだなと思った。
最初見たときは、誰が重要人物なのかもわからなくて、恥ずかしながらコロンボも誰この人状態で、置いてけぼりをくらってた。
自分の中で、やっと、咀嚼して、飲み込めたような、そんな気分。
何度もこの映画をみて良かった。
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