ろく

ベルリン・天使の詩のろくのレビュー・感想・評価

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)
4.3
身構えていたけど思ったよりもわかりやすくて助かった。本当に理解できているかはさておき。

人間は他人の動きの意図はわかっても心の中で何を考えてるかはわからない。
当たり前すぎて普段あまり考えないけれど、それが人間であり自分と他人の違い。
自己と他者があってこそ愛が成立する。
他人の存在が自分を形成する。
(地上波アニメでそこをテーマにしてたエヴァもやっぱすごいなとか思った)
永遠の命に魅力がないことはないけど、それよりも自分は色のある人生の方がいいなぁと思いました。
コロンボのおじさん良すぎ。

『天井桟敷の人々』もそうだったけど、意外とこういう詩的な映画は嫌いじゃないらしい。
この映画を原語で楽しめるドイツの人々が羨ましくなった。ベルリンは洒落た街だなぁ。
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