Arisyano

ベルリン・天使の詩のArisyanoのネタバレレビュー・内容・結末

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

大学時代、映画の授業で観た映画。

天使たちの視点から人の人生を覗きみているようで、不思議な気持ちになる。
出てくる人はみんな色んなことを目まぐるしく考えて、悩んでいたりする。
淡々と任務を遂行している主人公の天使が、一人の女性に思い入れ、愛することでモノクロにみえていた世界が鮮やかに色づく。
その表現がストレートだけれど素晴らしかった。
画家のルドンも愛を知ってモノクロ世界が色鮮やかな世界に変わった。
愛することで、まるっとみえる世界は変わるんだなと思った。
感動的な名作。
Arisyano

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