ブサ猫太郎

死霊のはらわたのブサ猫太郎のレビュー・感想・評価

死霊のはらわた(1981年製作の映画)
4.0
山奥の廃屋に遊びに来た5人の男女が見つけたのは怪しげな本とテープレコーダー。そして、テープには死者の魂を呼び起こす呪文が吹き込まれていた。そうとは知らずに再生してしまった彼らを死霊が襲いかかる。

抜けられない森の中で死霊たちに襲われる物語👻🩸

スプラッター・ホラーの原点とも言われるのが納得のグロさ。とにかく血が出るわ、手足がちぎれるわで観ているのが嫌になってくる。

そのグロさだけで終わるかと思いきやストーリー展開でも怖がらせてくる!
序盤は姉に取り憑いた死霊をたっぷりと見せることで死霊の見た目や言動で怖がらせる。
中盤は一気に大勢の死霊で襲いかかり、恐怖を連続させる。
しかし、終盤では打って変わって静かなシーンへ。何も起こらないことの不穏さや主人公の緊迫感を十分に描いてからのクライマックス。
マンネリにならないようにパートごとに脅かし方を変えているから常にドキッとする。

何の気なしに観ちゃったから、今度は部屋を真っ暗にして完璧な状態で観たい。