天才科学者が透明人間になれる薬を飲んでしまって大暴れする映画。
個人的に大好きなポール・バーホーベン監督作。
この映画も他の監督作と同様に随所に感じられるエロとグロ。
エロに関してはストーリーと関係なくおっぱい出てくる。グロに関しては人間が段々と透明人間になる過程が一気に透明になるのでは無く皮膚→臓器→骨と言うように人間の体の構造を無駄にじっくり見せてくるの凄く悪趣味。
ストーリーの規模しょぼくないか？？
天才科学者が透明人間の薬を飲んでやる事が同僚の服脱がせておっぱい見たり、気になる隣人の女性宅に忍び込んだりと発想が男子中学生過ぎる。
次第に主人公の行動がエスカレートしていき凶暴性も増していく事で物語に緊迫感は生まれる。
終盤にかけては透明状態で凶暴的になった主人公という、手がつけられない人間にどう立ち向かっていくかという面白さは確かに感じた。
透明と言う特性上、CG処理めっちゃ面倒くさそう。2000年の映画にしてはCGクオリティは高い。大味なストーリーの割にはかなりの手間暇なんじゃないかな…。
