精神を患っている高校生、ドニー・ダーコの前に銀色のウサギの幻が現れ世界の終末を告げられる。残り時間、28日6時間42分12秒。
銀色のウサギ、フランクがなぜ着ぐるみを着ているのか、そもそも助言を与えるのがなぜフランクなのか、ドニーが観に行った映画とそのタイトルにもなっている神話、観るたびに新たな発見をさせられる。
ラストのドニーのとった行動は切ないけども、すべてをわかった上での彼の満足そうな表情が決意を感じさせる。
俗に言うループ説ってタイプの話だと思うけど、そのループを終わらせる方法をドニーは見つけて実行したのかな。
ドニーに関わったみんなが次のループに入っても、彼を知らないけどなんか気になる。どこかで関わった気がするというような心理描写も描かれている。
バタフライエフェクトに雰囲気が似ているけど、その何倍も難しく、理解しにくい。