まぁ郎

あぶない刑事のまぁ郎のレビュー・感想・評価

あぶない刑事(1987年製作の映画)
3.5
映画版第1作目の『あぶない刑事』を改めて観賞
とにかく若い!舘ひろしも柴田恭兵も浅野温子も仲村トオルも木の実ナナも!
何回も観てるのに、やっぱりストーリーを覚えていなかった...笑
なかなか落ち着きのある作りでややまじめ?!な展開だったが、タカとユージのバディぶりはさすが!
息の合った演技とアドリブで魅了する
あぶ刑事の魅力はやはり、“崩し”のシーンだろうな
カッコよく決めすぎるとキザになるが、そこを敢えて崩してダサくするから親近感が湧く
でもやっぱり所々ご都合主義 笑

こうやって見直すと、最新作『さらば あぶない刑事』に結構反映されてたりオマージュされていることが改めて分かった
例えば、ユージがステップ踏むシーンとかユージが1人で敵陣に乗り込んで行き窮地に陥りそうになったらタカが助けに来るところとか

ストーリーとしては
株価高騰で多額の利益を得ている画商鳴海とその用心棒の兵藤を挙げるべく、タカとユージは捜査に乗り出そうとするが近藤課長により捜査から外されてしまい痴漢検挙や風俗店のパトロールをさせられることになる
たがしかし、勝手に捜査を進めるタカとユージが事件を解決へと導いていく

話のキーマンとなる鳴海役が室田日出男だったことに初めて気づいた
兵藤役の菅田俊も松田優作か?というぐらいの怖さを発揮してた

捜査方法でタカとユージが仲違いしてしまう展開と、タカが重症を負ってしまう展開がなんか珍しくて新鮮だった

透がタカとユージの拳銃と警察手帳を壺に隠して持ち出そうとするのを見ていたにも関わらず、気づいていないフリして「壺壊すなよ」とだけ言う近藤課長
あの優しさこそが近藤課長だな

兵藤を追い詰めた時に、暗闇の中で場所を特定させるためにわざとペンキ缶を撃つやり方はなるほどな!と思った

あと、毎度毎度どれがどの作品か分からなくなるから備忘録として
タカがバイクからブルドーザーに乗り移るシーン(リハ無しのぶっつけ本番1発撮りらしい)とタカとユージがラストヘリに捕まりながら帰還するシーンがあるのが映画版第1作目の『あぶない刑事』と

最重要情報として、第1作目から柴田恭兵の超名曲「ランニング・ショット」が挿入歌として登場する 笑
まぁ郎

まぁ郎