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エイリアンのJのネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン(1979年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

プロメテウスから順を追って
ついにエイリアン鑑賞

なにがスゴいかって、エイリアンといえばコイツ!!って誰もが思えるキャラクターのフォルムを確立させたこと!

美しい曲線を描いた頭と鋭くしなやかな尻尾。
たまらないですね。

あと本作を鑑賞して初めて知ったんですけど
エイリアンがっつり直立するんですね笑

ずっと猫背のイメージが強かったもので、恐怖のあまり少し笑ってしまいました。

あと個人的に好きだったシーンが
黒人の機関長パーカーが殺されるシーン(不謹慎ですみません)です笑

なぜなら彼が絶命するときだけ悲鳴が聞こえずに口パクなんです。
そしてその代わりに、不気味で迫り来るような効果音?音響?が入ってる。
それに対してすごく興味、違和感を感じました。

よく考えると、ちょうど彼が殺されるシーンが、成長したエイリアンの全体のシルエットが明らかになる瞬間でもあるんです。

そこであえての口パク+効果音という表現をしたことに対して

"叫び声までもかき消すエイリアンの恐怖"

や、まだその姿を見ていない主人公エレンの

"悲鳴が聞こえない程の焦りや緊張"

を感じることができました。

また、このシーンを機に一気に話がクライマックスへと転がっていった印象もあるので、

クライマックスへのスイッチでもあるのかなぁ…


という完全なる偏見、そして個人的な感想でした。

イマイチ、プロメテウスやコヴェナントとの繋がりが不完全だと感じたので、その2作をもっと本作のストーリーに寄せるべきでは?と感じました。
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