RIO

アンナ・オズのRIOのレビュー・感想・評価

アンナ・オズ(1996年製作の映画)
3.7
続きものの夢は危険な香り
シャルロット・ゲンズブールのグリーンの瞳

起きてもそこは別の場所
パラレルワールドのように2つ空間を行き来する

彼女は私の夢を見ているつもりだが
実は自分が夢なのだ
今まで観てきたものが現在も含めて全部夢の話なのかと感じさせる台詞

夢で見た指輪の痕が微かに残っている
今が夢じゃないと証明できるものは何もない 目覚めるまで油断してはいけない

前に夢の話ばかりしていると現実と夢がどっちになるか分からなくなるよ と言われていた人を思い出した

夏の毒々しい陽射しの下
彼女は疲れた体を横たえる
僕はその乳房の陰に眠り
彼女の夢に身を浸す
ボードレール

「存在するとは知覚されること」

醒めたくない夢
彼女は眠り続ける
RIO

RIO