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ロミオ&ジュリエットのsanamiのレビュー・感想・評価

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)
3.5
シェイクスピアの過度に美しい台詞とバズラーマンの派手派手な世界観が合ってんだか合ってないんだか分からないまま「いやめちゃくちゃだな!?」と「ディカプリオ…人類の至宝…ありがとう…」とを情緒が行き来して怒涛の2時間が過ぎ去る。

ロミオとジュリエットのラブロマンスに集中したくてもティボルトもモンターギュの野郎どももキャピュレット両親もキャラが濃すぎるし、その上やたら激しい音楽と鮮やかな色彩に乗せた急展開なもんだから全然落ち着かせてくれない。こういうアトラクションあるよね??
とはいえ、シェイクスピアの脚本そのまま現代劇でやるからにはこれくらいぶっとんでたほうがバランスは取りやすかったのかなとも思った。

それにしてもこの頃のディカプリオはもう超える人なんてもう一生見られないなって気持ちになるし、彼にくたくたアロハのロミオ演らせたってだけで千金の価値がある〜〜最高〜〜🌺🌴🤙
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