Harumakiさん

ロミオ&ジュリエットのHarumakiさんのネタバレレビュー・内容・結末

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

【 愛のない生は、むなしい。 】


この映画は、戯曲である『ロミオ&ジュリエット』の世界観を現代風にリメイクした、色褪せず美しい恋愛悲劇を描いた作品です。
『ロミオ&ジュリエット』(原作)を知らずしての鑑賞。
どの時代背景なのかは掴めず、作中のセリフは全て詩のように作られていて、とても不思議な世界観でした。
主演であるレオ様の、若く美しい姿は人の域を超えていると思う、、、、、。今のぽっちゃりした姿とギャップありすぎるね(笑)
どっちもかっこいいなぁ、、。

●ロミオとジュリエットの純粋な恋心。
奇妙な世界観の中描かれる2人は、煌びやかでとても美しい。
ロミオと出会う前、恋や結婚は無縁のように感じていたジュリエットがわずか一夜にして恋に落ちる。出会い、恋に落ちると言う工程がとんとん拍子で描かれていたのには、まさに一目惚れって感じでした。こんな恋愛憧れるなあ、、、、、。
序盤に起きたことがどれも前向きな展開だったので、後半の展開がどうなるのか鑑賞中変に気を張っていました。

ロミオとジュリエットの恋は悲劇かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
一緒にいることを望んでいた彼らは、両家共に恨みあい、争うばかりで“禁断の恋”となってしまう。そんな窮地で放ったロミオの「愛のない生は、むなしい。」と言うシーンは、ジュリエットを愛しく思い、それでもお互いの立場を悔やむような切なさが感じられる。あのレオ様の表情がまた沁みるんよ、、、、。
無数の蝋燭の火に照らされる2人は美しくも儚い。
あれから2人は会えたのだろうか、、、ただただ純粋に恋をしていた彼らが死後の世界で再会できたことを願う、、。
ロミオが薬を飲むシーンはマジ飲まないでって声出そうでしたね。

●レオ様加点。
あんまり俳優で加点することはなかったと思います、、、今回は正直に言わしてください。0.2点ほどはレオ様に入れさせていただきました。
この頃の若き輝き(今ももちろんかっこいい)、甘いフェイス、シェイクスピアの難しくロマンチックな言葉、恋に一心のロミオ役。
もうこの人は一生の憧れっす。

◉まとめ
この作品は「禁断の恋」で知られる『ロミオ&ジュリエット』をレオナルド・ディカプリオ、クレア・デーンズ主演で描いた現代版リメイク作品です。
これもまた名作。
ロマンチックに描かれる一つ一つの場面やセリフ、若きレオナルド・ディカプリオの魅力、鑑賞中はキュンキュンしっぱなし。
いやぁ〜〜見てよかった!




レビュー書くのに時間がかかった、、、、次はもうちょい早くしよう、、(焦り)
Harumakiさん

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