みりお

X-MEN2のみりおのネタバレレビュー・内容・結末

X-MEN2(2003年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

《『ダクフェニ』に向けて、
X-MENシリーズ総復習するゼヨ》
シリーズ🗽🌉⚔️💉
第2弾は『X-MEN2』‼️

10年ぶりくらいにきちんと観ましたが、何年経っても面白い😊👍
2作目から面白さが加速度的に高まります❣️
展開ももちろん面白いんだけど、急に個々のキャラクターの内面が描かれているので、その悩みや苦しみに深みが出てきて感情移入してしまいます😢✨
特にマグニートーやミスティークの苦悩もわかってしまうから、人間全体に対して攻撃を仕掛けることも一概に責められない😖💦
『スパイダーマン』シリーズのヴィランのように、憎み切れない人間臭さを持っているところが良いですね👍

あと意外とツボなのはナイトクローラー🌚🌠
最初はとんだイヤな奴😡と思うんですが、誰よりも心優しく信仰深く、人間もミュータントも救おうと必死なところがたまりません🙈✨
人間と違う自身の見た目を気にしたり、ミスティークに仲間意識を持ったり、でもミスティークにバッサリ冷たくされたり…なんだか不遇が愛おしい♡

本作以降『X-MEN』シリーズのテーマはとても深くなっていきます。
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《単細胞から人間への進化》だって、突然変異の繰り返し。
ただそのスピードが何百万年という単位だっただけ。
しかしその突然変異が短いスパンで起こってしまった瞬間、進化した生き物たちは軽蔑や恐怖の対象となってしまう。
突然変異した種は悪くないし、迫害される理由もない。
でも人類が持つ、えも知れぬ者への恐怖とは、時に進化を妨げる原因ともなってしまう。
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"自分と違う者"への恐怖とは、ある意味普遍的なテーマで、それを理由に人種差別や男女差別も起こっていると言っても過言ではない。
その過ちが生む取り返しのつかない後悔を、エンターテインメントとして届けてくれる本作はやっぱりすごいと思います✨


【ストーリー】

プロフェッサーX(パトリック・ステュアート)率いる「X-MEN」は、人類抹殺計画を企てたマグニートー(イアン・マッケラン)一味を倒し、マグニートーを牢獄に幽閉。人間との共存による平和が訪れるかに思われた。しかし人類からミュータントに対する偏見や嫌悪はやがてX-MENたちにも向けられていく。
そんな時、謎のミュータントによる大統領暗殺未遂事件が発生する。これにより、人類はミュータントの脅威に改めて恐れおののき、反ミュータント運動を加速させてしまう。そして、その運動の先頭には、ミュータントへの生体実験を噂される元陸軍司令官で大富豪のストライカー(ブライアン・コックス)がいた。


【キャスト・スタッフ】

*監督・主要キャストは続投


*ボビー・ドレイク=アイスマン:ショーン・アシュモア

本作から背景が描かれ、急に存在感が増してくるボビー✨
ローグへの想いと、ウルヴァリンへの不信感と尊敬と、そんな複雑な感情が丁寧に演技されていて、でもあどけなさと大人びた雰囲気が同居する不思議な演者さんですが、本シリーズがヒットのきっかけ。
その後はあまり有名ではない作品が続いてますが、2018年にはブルース・ウィリス主演の『アクト・オブ・バイオレンス』では、そこそこ主要な役を演じています♫


*ジョン・アラダイス=パイロ=アーロン・スタンフォード

学園が攻め込まれたときにボビーやローグと一緒に逃げながらも、ラストは悲しい選択をしてしまう、炎を扱えるミュータント。
エドワード・ノートン主演の『25時』に出演後、本シリーズに出演。
その後は『ウォーキング・デッド』のスピンオフに出演するなど活動はありますが、あまり有名ではないかな💦


*カート・ワグナー=ナイトクローラー:アラン・カミング

操られて大統領を襲った青いミュータント。
特殊メイクの役が多い俳優さんとして有名らしい…面白い肩書き🤣👍
『タイタス』や『マスク2』でそんなイメージが付いたのだとか♫
でも『007』シリーズや『スパイ・キッズ』シリーズなど、王道作品への出演も多いです✨
あとは言われるまで気づかなかったけど、名作と名高い『チョコレート・ドーナツ』の主役の人だ😍‼️
これはますます気になりますなぁ〜


*ストライカー:ブライアン・コックス

どこかで観たことある…ってずーーっと気になってたけど、『トロイ』のアガメムノンだ‼️イヤな役似合うなぁ〜♫笑
あとはブルース・ウィリスの『RED』シリーズのシモノフも印象に残る役でした♫
みりお

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